10分でわかるオタクのためのざっくり『ハムレット』。

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気付いたら初日まであと2週間。主演舞台が決まったときは「シェイクスピア!?しかもあのハムレット!?えっなに!?いつの間にそんなすごいお仕事取ってきたの!?」なんてドキドキワクワクしてたけど、あれ、私あらすじすら知らなくない?となったのがつい先日。シェイクスピアの作品に触れるのは、ウン億年前の小学生の頃に謎に観劇した『ベニスの商人』以来2回目です(ぺ、と間違えたのも今となっては可愛い思い出です、何売っとんねん)。そんなシェイクスピア超初心者・偏差値3の私がチラ見程度で理解できるように、最低限知っておいた方が良い情報だけ、多分怒られんじゃないかなくらいに簡潔に書きます。やべぇ今から原作読んでたら初日に間に合わないよ!って方が読んでくれたらうれしい。

 

登場人物

まずは基本のキ!登場人物から。私は偏差値が3なので、最初全然名前覚えられなかった。なぜなら横文字だから!とりあえず関係性さえ把握しておけば「…成る程?(CV.ふうま)」ってすっと入ってくると思うので、ざっくり説明文添えておきますね。

 

ハムレットデンマーク王国の王子。我らがふうま。

◆ガートルード:ふまれっとの母。急死した旦那の弟(!)のクローディアスと再婚。既になかなかエグめの相関図だよね、わかる。

◆クローディアス:ふまれっと叔父。ふまれっと父の急死後に、ふまれっと母(兄嫁!)と再婚し、デンマーク王位に就く。

◆先王ハムレット:先代のデンマーク王。ふまれっとの実父。クローディアスの兄。毒で死ぬ。

◆オフィーリア:別名奈央―フィア。ふまれっとの恋人。めっちゃ従順。おしとやか。女の鏡。これになりたい。

◆ポローニアス:デンマーク王国の右腕。奈央―フィアの父。ふまれっとと娘の身分違いの恋に反対!

◆レアティーズ:ポローニアスの息子で奈央―フィアの兄。

◆ホレイショー:ハムレットの親友。唯一の救い。もうキャスティング田中樹で良くない?

◆ローゼンクランツとギルデンスターン:ハムレットの学友。モブ感すごい説明でごめん。でもモブなので(反省しない)。

 

あらすじ(ネタバレ注意!)

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1.

ふまれっとの実父であり、デンマークの王だった先代ハムレットが急死。その1ヶ月後に、ふまれっとの母ガートルードとふまれっとの叔父クローディアスが再婚する。母の早すぎる再婚、しかも相手はよく思っていなかった叔父クローディアス。今ですら抵抗ありまくりの母と叔父の再婚は、当時近親相姦と同じ扱いだったらしく、ふまれっとは荒れる。そりゃ荒れるよな。現世でも普通に無理だわ。ここで母に対してのあの名言「弱き(脆き)者よ、汝が名は女」。

 

従臣から夜な夜な城壁に父の亡霊が出ると噂を聞いたふまれっと。自ら確かめにいくと本当に出た(言い方)。そこで父の亡霊から「現王クローディアスに毒殺された」とその内容が詳細に語られる。復讐を考えるふまれっと。駆けつけた親友・田中、じゃなくてホレイショーに「今後はキ○ガイの振りするからそう思ってくんね?ヤーマン」つって、一幕終了。

 

2.

急におかしくなったふまれっとに、国王夫妻(実母と叔父)は心配する。そこでふまれっとの学友・ローゼンクランツとギルデンスターンに監視を依頼。ふまれっとは実の父を毒殺した現王のクローディアスに復讐を考えてはいたものの、核心がなく踏み出せずにいた。

 

そんな時、旅役者の演技にひどく感動するんですね。で、「この旅役者に、父が殺害されたシーンを叔父の前で演じさせたら…?」と思いつく。超頭良い。策士が過ぎる。ふうまじゃん。

 

3.

ふまれっとが奈央―フィアに当てた恋文を読む。ここ、めちゃくちゃ楽しみ。どんな表情で読むんだろう。それを知った奈央―フィアの父ポローニアス(身分違いの恋に反対!)は、国王夫妻に「ふまれっとが乱心だよ」って報告。その様子を陰で盗み見ていたふまれっと。あえて狂気を装うことに。

 

ポローニアスは、真意を探るべく奈央―フィアをふまれっとの元へ遣わす。国王夫妻とポローニアスが見守る中、奈央―フィアはふまれっとと話すんだけど、この時の会話で最も有名なセリフ「to be,not to be(生きるべきか死ぬべきか)」が出てくる。復讐を遂げるべきか、諦めるべきか。――生きるか死ぬか。生と死の狭間で葛藤するふまれっと…。あ~~想像しただけでこみ上げてくるものがあるな。


多分ここで噂のキスシーンがある。と、思う。というのも、奈央―フィアは何も知らずにここに来ているのか、はたまた共犯なのか判断するため。もし国王夫妻や父親がこの場にいると知っていたらいちゃいちゃする訳にもいかず、拒む、もしくは慌てるから。で、奈央―フィアの反応を見てあちら側だと判断した。………いや、しんど。ふまれっとだけずっっっっとしんど。ハンバーグ焼いてあげたいし、一生分のグミあげたい。

 
ここのシーンでもうひとつ有名なセリフが出てくる。それが「尼寺へ行け」なんだけど。これも諸説あるらしい。私が調べただけでも3つ。1つ目が「汚いこの世の中で、奈央―フィアだけは清廉潔白なままでいてほしい」。これが1番多い説。で、2つ目が「女性への激しい嫌悪」。まあわかるよ、わかる。母親がそうなったら軽蔑するよな。最後に「自分はもう愛すことはできないけど、他の人のものになってほしくない」。脚本や演出によって変わると思うけど、これをふうまくんがどう解釈したのか。めちゃくちゃ気になる。どこかでお話してくれるかな。個人的には最後の説であってほしい。まあどの解釈にしろ”別れ”を告げているのには変わりない。

 

場面は変わり、現王の前で"例の劇"が始まる。案の定叔父は動揺。その姿を見てふまれっとはセクシー復讐を決意します。またまた場面は変わり、ふまれっとと母ガートルードの会話(というか言い合い?)のシーン。その時声がして、壁掛け越しに鼠と間違って(正確には認識していた)ポローニアスを刺し殺すんですね。はぁ~~もう苦しい。あ~~~私の中の菊池風磨が「こんな悲劇やめれる?」って言ってる。

 
4.

自らの危機を感じた現王クローディアスはふまれっとにイギリス行きを命じる。しかも密かにふまれっと暗殺を依頼してるのね。ただ、ふまれっとはイギリス行きの船の中で海賊に襲われて捕虜としてひとり帰国することになるんだけど。

 
その頃、ポローニアスの訃報を知ったポローニアスの息子(であり奈央―フィアの兄)レアティーズが帰国。で「ポローニアスを殺したのはふまれっとだ」と現王から聞かされる。ふたりは結託。剣術試合を計画するのね。そこに気がおかしくなった奈央―フィア登場。お父さんを殺して、妹さえも変えてしまったふまれっとへの復讐心がさらに膨れ上がる。まぁそうなるわな。当たり前だ。兄、お前は許す。そして、奈央―フィアは自ら命を絶つんですよ。


5.

シーンはお墓。墓掘りが奈央―フィアのお墓を掘ってる。そこに何も知らないふまれっととホレイショー(通称・田中)が登場。そして王夫妻とレアティーズが棺を運んできて鉢合わせる。案の定そこでレッツファイしそうになるんだけど、現王が止める。そして、剣術試合で蹴りをつけよう、と提案されるんですね。

 
剣術試合。レアティーズの剣先には、念の為毒が塗られてる。ふまれっとに用意された葡萄酒にも毒が入ってる。現王まっっっじでこすい。何なんだお前。お前だけは許さん。そして、試合が始まる。クライマックス。ふまれっとの母、ふまれっとの葡萄酒を飲む。ここも諸説あって、"毒入りとわかったから助ける為に飲んだ説"と、"ふまれっと優勢に興奮して飲んだ説"。どちらにせよ、ちゃんと愛されていたんだと救われた……。試合は終盤。レアティーズがふまれっとを刺す!そこで剣が入れ替わり、ふまれっとも同じ剣でレアティーズを刺す!瀕死のレアティーズから全ての陰謀を聞いたふまれっとが、最期の力を振り絞って現王も刺す!ここでやっと、復讐を遂げるんです。死に際、ふまれっとは田中…じゃなくてホレイショーにすべてを語り継ぐことをお願い。ふまれっとの遺言通り語り継がれることになります。

 

~終~

 


歴史ある作品だから、色々解釈は違うけれどざっくりこんな感じだと思う。"四大悲劇"とされる『ハムレット』をふうまくんが演じること。改めてすごいことなんだなあと思った。翻訳の仕方で解釈も変わってくるらしいので、気になった方は読んでみたら良いかも。

ジャニーズをデジタルに放つ新世代

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彼らの言葉は驚く程すんなり頭に入ってきて、本を捲る私の手を、止めた。

 

「俺らの時代はとにかくCDデビューしたいっていう分かりやすい目標があったけど、もしかしたら、俺らより後輩の時代は何かが変わるかも」

 

私は、これまで「誰が何と言おうと、SixTONESには"ジャニーズ事務所"から"CDデビュー"して欲しい」と思っていた。もっと言うと、「その道以外あり得ない」とまで"それ"に固執していた。


しかし、ここ数ヶ月の彼らの発言を顧みると、デビューこそ拘っているものの、デビューの"カタチ"については言及していないように見える。むしろ、"配信デビュー"に前向きなように捉えられるだろう。そこでふと、疑問が浮かんだ。


ーー果たして本当に、CDデビューだけが"成功"への道なのだろうか。

最近、デビューの価値観は世間で言う"女の幸せ"と似ているのかもしれない、と考えるようになってきた。結婚して家庭に入り、子どもを産んで、家を建てて。幸せの定義は、誰が決めたの。そんなの自分で決めるものじゃないの。他人に、勝手に定義されたくない。そう思うと、彼らの幸せを私が勝手に決めつけているようで、途端に恥ずかしくなった。私の"ジャニーズ事務所"から"CDデビューして欲しい"という想いは、ただの1ファンの願いであり、それ以外は望んでいないだろうと勝手に仮定した上のエゴでしかなかった。凝り固まった固定概念の中で、好き勝手理想を並べているに過ぎなかったのだ。


彼らはそれよりも、6人でデビューすること、そして次世代のために可能性を創っていくことに目を向けていた。ハッとさせられた。私は、なんて狭い価値観の中で生きていたんだろうと赤面した。完全に、お手上げだった。


SixTONESみたいになりたいって言ってもらえるように、新しいカタチとして違う場所を示せたらいいよね」「SixTONESが新しい道を作って、後輩たちの可能性を増やしてあげられたら最高じゃない?」
「最初に楽曲配信したグループがSixTONESってのもいい!」


これまで数々の道を切り拓いてきた彼らの口からそう聞くと、何だか配信デビューも良いように思えてくる。結果出して、"ぐぅ"言わせて、1枚目からとんでもない記録を打ち立ててみせるのも、らしいんじゃないかという気分になってくる。外野は、勝手だ。


とはいえ配信デビューに全面賛成な訳ではない。こんなことを言うとおばさんくさくなってしまって嫌なのだけれど、インターネットではあまりに軽すぎる気がするのだ。もし配信デビューをしたとして、YouTubeはどうなるのだろう。そのまま続けるようではデビューしたという実感が得られないし、全くなくなってしまっては彼らが戦う場所がない。有料コンテンツとして、別の場で配信を続けるのだろうか。メディアではいつまで経っても"配信ありき"の彼らになってしまう気がして、怖い。


とある雑誌のTwitter投稿で、"「会える」型破りなジャニーズ"とタイトルがつけられたのも、違和感を覚えた。一般の方が見たら、安っぽく思われないかと悔しくなった。ジャニーズって、ジャニーズのデビューってそんなもんじゃないよ、と。大好きな人たちが十数年も夢見て走り続けてきた先は、やはり飛び切りトクベツなものであって欲しいし、華々しくデビューを飾って欲しいと願ってしまう。こんなの、エゴだと思う。分かってはいるけど、親心なんだよ。ごめんね、許してね。


私は、彼らが幸せになってくれたら、心から笑えていたらそれで良い。だから、どうか、彼らと私たちの行く先が、明るいものでありますように。

Sexy時代を創るー決意表明のライブを、観た。

※カラクリだらけのテンダネスのシリアル特典にてrepainting tourのダイジェスト映像が出るということで2018年5月8日に書いたものをリライトしました。

 

「前回の5周年ライブとどう変えるかってところが一番の、自分の中での論点。今回はどっちかっていうと、SexyZoneのカルチャー的な側面を見せたい」

 

そう語る風磨くんが中心となって構成が考えられたrepainting tourが、5月6日、幕を閉じた。前回が、"5年でこれだけ変わって今がある"と伝えるライブであるならば、今回は"5人でテッペンを獲る""セクシー時代を創る"と誓う決意表明のライブであったと思う。傷だらけになっても、踠き、叫び、No.1になるまでやめないという、覚悟。そんな決意表明のライブの感想を、簡単に。

 
ソロカットのあと、集合して写真を撮っていくようなOP映像。映像が終わると、ステージ上にはスポットライトを浴びる5人の姿が。音楽が止まり、流れる5人の「Unreality」。

 

(1)Unreality

メインモニターは5カットに分かれており、ひとりひとりの表情がしっかり分かる演出。しかし私はニヒルに笑う風磨くんのお顔しか覚えていない。そして「You gotta turn it up!You gotta turn it up!C'mon 1,2,3,4,5」で腰抜かし芸キメてた。

 

(2)Ignition Countdown
「Tonight you drive me crazy〜」で一番最後にど真ん中から出てくる風磨くんがかっこよすぎて大好きだった。あと、笑いながらガシガシ踊る"ヤバさ"。「強く抱いて」部分の腹チラ率高め。個人的には、合間に挟むダンスソロがマリから始まったのが胸アツだった。


(3)ROCK THA TOWN
ツアー後半は曲通り歌っていることが多かったけれど、前半はちびーずが煽っていたのが印象的で。私の第一号泣ポイントは紛れもなくRTTでした。以前まで引っ張って盛り上げていたお兄ちゃんたち2人は見守りながら踊る。最高じゃないですか?ボルテージが上がる中、風磨くんの「………騒げ!!!」。あ〜〜スキ!!!!(爆発)

 

(4)プンププンプン
これまた風磨くんの煽りから。イントロを聴くと「声出す準備は出(↑)来てんの?」って聞こえてくる。花道を一列になって全力で"アイドルする"セクゾちゃん愛しすぎて、何度見てもテンションぶち上がってた。ちびーずをふまけんで挟んでいるのがとても良い。

 

(5)カラフルEyes
「まっさかの展開」の自担の可愛さ。プンププンプンに続く思い出の曲。長くなる、以上。

 

(6)Birthday for you
椅子が用意され、世界一ハピネスな時間が流れる。風磨くんの場合、ツアー前半はかっこつけて座ってたんだけど、後半はJr.のJr.をいじったりワチャワチャ。それぞれがみんな可愛いことしていたんだろうな。観たかったな、でも後悔はない(?)。最後に横一列になって踊る姿は平和以外の何者でもなかった。生まれてきてくれてありがとう。アイドルでいてくれてありがとう。

 

(7)会いたいよ
アリトロ曲。最後の健人の「もう会ってんじゃん、夢の中で」に毎度毎度「いやそれより今な」ってツッコミを入れていた時間が今となっては愛しい。夢で会いたい。会いたいよー!!!!!!

 

暗転。英字新聞のような、お札のようなものが重なってできたホワイトボード。
そこに、風磨くんがオレンジのスプレーで"My Life"とペイント。オーラスは"My Life last"。名残惜しそうにスプレー缶を振り、1文字1文字噛みしめるように書いていた姿が印象的だった。

 

(8)My Life
切なさボルテージがMAXになったのは紛れもなくMy Life。特に"My Life Last"の文字を見た瞬間「きっともう暫くライブでは観られないんだろうなあ、ああまたふうまくんが居なくなっちゃうんだ」って思ったら悲しくて寂しくて切なくて涙がポロポロ出てきちゃって。あの夏の思い出が一気に蘇ってきて、暫く放心状態だった。風磨くんが自分のソロ曲で一番好きだと言った曲。またいつか聴けると良いな。もう少し先でいいからさ。またあの夏に連れてってよ。

 

(9)Mermaid
大画面を使っての演出。これを松島が考えたんだなと思ったら感動した。それよりずっと思ってたんだけど、Mermaid=ファンって凄くないですか?松島担幸せだよね。地方ごとにメッセージを変えて楽しませるのも、ファン想いな松島らしい演出だなと思った。

 

(10)Kiss You Good-Bye
初めて観た時、帝劇じゃん!と興奮。そして、どこまでも赤が似合うなあ、と。
勝利は見ていて苦しくなる。背負っているものが重すぎるし、もう少し肩の力抜いても良いんじゃない?って思う瞬間がたくさんある。少しでもヒビが入ったら、一気に崩れてしまいそうな繊細さが、美しさをより引き立てているのも事実なんだけど。そんな勝利の全力のパフォーマンス、感動しないわけないじゃない。

 

(11)pheromone

pheromone前、管楽器が鳴り響く中、メンバーが一人ずつカーテンから登場する。健人、風磨、マリ、聡、そして勝利。2つのシンメのど真ん中に立ちポーズを決める勝利。彼から、"SexyZoneのセンターとしてやっていく覚悟"を感じた。去年とは比べものにならないくらいに頼もしかった。「センターは誰にも譲らない。ここが僕の居場所だから」そう言った、まだ大人になりきれていなかったときの彼を思い出して、涙が出た。

 

(12)celebration
ちびーずを引き連れて、花道を堂々と歩くふまけん。胸アツだった。かっこよすぎた。この2人が同じ方向に、同じ歩幅で歩んでいる今、向かう所敵なしだと思った。

 

(13)忘れられない花

こんなに美しいグループってあるの?というくらい美しくて。ひとつの芸術作品を観ているような、そんな気分だった。そうだ、「あの日のままさ」の風磨くん、急に可愛いので余力がある方はぜひ観て欲しい。

 

(14)O.N.E〜Our New Era〜

間違いなくこのツアーの、6周年の"核"となるこの曲。5人が作詞をしたこの曲。決意表明であるこの曲。最高にアツかった。やはり胸を締め付けられたのは、拳を突き上げながら5人が背中合わせになりながら歌うサビ。

What you want!? What you want!?
掴むんだ
俺たちが創る時代
Any day... Any day... いつの日か
Hey! What! What! Bring it on!
足宛(もが)き 叫び 吠えるんだ
届くまでやめる気はない
Any way... Any way... 今なんだ
Hey! What! What! Bring it on!

何度も言ってるけど、絶対にNo.1を獲る人たちだと確信した。「嵐を超えていけ」「二番じゃ意味ないです」「未だ五合目」...アツすぎ、アツすぎるでしょ。歌詞の中に「今なんだ」という歌詞があるんだけど、「今年が勝負の年」と彼らが口を揃えて言っている想いがここに凝縮されているよね。

 

(15)ラブマニ
「人と違うのさ僕の場合」で、マリが先頭で腕を振り上げるのにジーンときた。

「自分は歌うつもりはなくて、曲提供をしたかった」「最初の歌い出しをマリウスに歌ってもらったり、2人とのバランスも考えた」と健人が言っていたように、聡マリちゃんにスポットが当たるようなところがあって、すごくよかった。
ちなみに、見学席の風磨くん「Lu lu luving you」部分は踊れるのに「君にこの声明伝える」「愛してると宣言ここでする」部分は全く踊れなくてずっとハート作ってるのが毎度毎度可愛かった。ラスト2日にしてやっとフリを間違えていることに気付いてるのに萌えた。学習の瞬間。

 

(16)Sing along song
風磨くんが友人に向けて書いた歌詞。「遠くなった?ちげえな」が、私たちに向けられているようで、勝手に涙が出てきた。直後、会場みんなで歌う"Sing along Sing along with me"。ギターを掻き鳴らす勝利。オーラスは「圧倒的に出てたね」と褒めてくれるくらい、本当に本当に声が大きくて感動したし、嬉しそうな風磨くんの顔が忘れられない。少し前までのふましょりは"アニキと弟分感"があったんだけど、今回そんな壁は感じなくて。何がどう変わった、とかはないんだけど、感覚値で、ね。友情がテーマだったというのもあるけど、本当に良い関係性だなと思った。

 

(17)Mission
中島健人はスゴイ。この一言に尽きる。会場を一瞬にして彼の色に染めてしまう。絶対に絶対に絶対にSexyZoneの強み。これこそ、守っていってほしいなと思う。顔が美しいって強いし、その自覚があるからこそ最も良い魅せ方知っているから彼は最強。「考え方も動きも鋭利にして肉感的だったりキレのあるパフォーマンスをしないと」と話していた言葉の通り、いろいろスゴかった。(語彙力)

 

(18)Deja-vu
「このツアーでは色々な表情ができた。一緒に探してくれたよね。マリウスはかっこいい所も可愛い所もいいんだよ。色々あっていいんだよって」とメンバーにお話していたけれど、本当にその通りで。色々な表情を見せてくれるようになったんだなあと、この曲で成長を実感した。特に1番サビまでバックつけずにずっと一人でピンスポ浴びているマリの姿。グッときた。

 

(19)名脇役
健人のピアノに勝利の歌から始まるこの曲。この2人の親和性たるや。高音を頑張る松島も「好きなように歌うようにしている」と話していたマリも、切なくて胸が詰まるように歌う風磨くんも、みんな、みんな良い。「僕のものになってくれないかな」で、勝手に切なくなるのはやめたいけれど。お顔が美しくて繊細なセクゾちゃんは、儚くて切ない曲が似合うよなあ。

 

(20)PEACH
可愛いの渋滞。ふうマリが堪らない。そしてぷかぷかお船のあとのふまけんも堪らない。チクタクしながら自分を指差す風磨くんのフリも堪らない。ピンクが最強に似合う。個人的にはオーラスNo.1。何あのテンション。間違いなくこの世で一番可愛い生き物だった。

 

(21)スキすぎて
テンション次第ではこちらのテンションも変わってくる曲(正直者)。自担が楽しそうな日に入るとブチ上がる。オーラス風磨くん、俺のPEACH健人のセリフ「鍵、閉まっちゃったね」をマネしてくれて沸いた。いつも尺足りないからね!(オーラスも足りてなかったけどギリマル!)

 

(22)(23)ラブマジ/Ladyダイヤモンド
スタトロ曲。以上。(雑)

 

(24)ぎゅっと
会場が愛と笑顔で溢れる第2ハピネスタイム。風磨くんがずっと夢に見ていた連ドラの初主演。その主題歌が『ぎゅっと』で本当に良かった。辛い時はどうすればいいか教えて?せーのっ!ぎゅっと!!の時間が堪らなく愛しい。「俺らもずっとぎゅっとし続けるからね」で泣き散らすくらいには年をとった。

 

Jr.のダンス。そして会場に響くマリの声。

「please,penlight off. please,penlight off.」
すべてのペンライトが消え、真っ暗になる会場。センターステージには光の筒の中にいる5人の姿。

 

(25)Fantasy
それまで私たちが彼らを照らしていたのに「僕を照らす光」「永遠を誓う光」という歌詞があるこの曲で私たちを照らす演出、粋すぎるし、幸せすぎる。真っ暗の空間で泣き散らしながらジャンプした。最後に光の中から伸ばしてくれる手、絶対に離さないと決めた。

 

そして鳴り響くSilver Moonのオルゴール。
「please,penlight white.」

 

(26)Silver Moon

私たちが灯す白の光の中、歌う5人。

夜空で輝くSilver Moon
いつだって僕らを照らしだして
道無き道も照らしだして行く
背中を 押すんだ

明日も頑張れる気がする

不思議な力さ
笑顔輝く 空でSilver Moon 輝く

私たちが彼らを照らし出せているのなら、こんなに幸せなことってないよ。イントロ聴くと、風磨くんの優しい「せぇーのっ」が聴こえてきて、胸がいっぱいになる。もともと大好きな曲で、STAGEアンコールでさらに好きになり、今回また特別な曲に変わった。大切にしていきたい。

最後の挨拶。5人の言葉を、記憶で辿る。


「僕たちSexyZoneは、これからも新しい景色を見るために自分たちの色に自分たちらしく、新しい色を塗り足して、ここからまた、冒険してみたいと思います」

「何故なら、どんな絶景を見るためにも、冒険をしないとたどり着けないからです」

「僕たちSexyZoneは、みなさんといっしょに、必ずNo.1を獲ります。O.N.E〜Our New Era〜。僕たちの時代を必ず創ります」

「みなさんも自分を変えたいなって思った瞬間があると思います。でもそんな時、100%自分のカラーを変える必要はありません。今の自分を大切にして、好きな色を塗り足してみてください。きっとステキなことに繋がると思います」

「そして今、僕らの見ている色。...変えたくない。絶対に守りたい色もあります。それは、フィルター越しに見た空の青」

 

(27)フィルター越しに見た空の青
ちびーずで始まるのがとても良い。聡マリの掛け合い、そしてふまけんの掛け合い。2つのシンメの掛け合いに、勝利の声が重なる。この曲、歌割最強じゃない?ズルくない?青のキラキラがスゴくても、泣かずにはいられなかった。

 

本編が終わり、ふまけんを先頭にメンステに帰るSexyZone。celebration同様、この構図本当にかっこよかった。ステージに着くと交差するの。ああ、最強だなあ。

 

(28)君にHITOMEBORE
ふうマリ、しょりそうの背中合わせはグッときた。特に風磨くんがマリにしっかり背中を預けるようになっていて、すごく、すごく良かった。任せられるようになったんだねって。

 

(29)SexyZone
聴く度に、こんなに良いデビュー曲もらえて幸せだなって思う。"Sexy時代を創り出す""時代を創ろうSexyZone"。いつ聴いても胸アツ。涙出る。色々なことを乗り越えてきた彼ら、結束を深めた彼らが歌うことで、曲が輝きを増す。何度も言うけど、彼らは絶対時代を創る。確信している。

 

「最後に俺たちとみんなの名前呼べますか!」私たちを置いてけぼりにしない彼らが大好き。

そして、各地をまわって、一公演一公演の思い出をリペイントしてきたXYZモニュメント。ラスト1日で謎にリペイントされていた箇所があったけど、そこは目を瞑って。このツアーの終わりを実感して、ひとつひとつの跡が愛しくて愛しかった。ああ、あれはあの時のだ、とか、ね。

 

オーラスは、ダブルアンコール。横アリが揺れるくらいの大きな声で大好きな彼らの名前を叫ぶ。「この日のためにとっておいた曲があるんですよ」と風磨くんが言って、流れたのは『最後の笑顔』。

 

(30)最後の笑顔
「最後はさ、笑ってバイバイしたいじゃん!」と何度も言う風磨くん。でもね、「街でみんなを探してしまうじゃんーっ!」って。泣くじゃんそんなの。ズルいじゃん。

無理して笑って歩き出すよ 笑顔が素敵って言ってくれた

君が嘘つきにならないようにね
笑顔で歩くよ 一人でも

無理して黙ってさよならしよう 強い人ねって言ってくれた

君にいいとこ最後も見せたいから
胸張って歩くよ 潤んだ瞳で
miss you

 

 こんなん笑ってバイバイするしかない。でも、この曲と風磨くんの言葉があったから「きっとズルズル引きずるだろうな」と思っていたリペ魂を、スッキリ終われた気がする。

 

改めて、5人の言葉。

「これからも自分たちがなりたい色、欲しい色を塗り足して。世界に塗り足していってもいいんじゃないかなって。そして、自分たちのSexy時代を創っていきましょう!」

「今歌った曲、最後の笑顔。みなさんの笑顔はこれからも止まりません。僕たちの笑顔も止まりません。だからね、これからも応援してほしいなって思います」

「今回repaintingというテーマでやってきました。いろいろ変えたいと思っていろいろ挑戦してきました。でも、守っていきたい色、今見えてます。みんなの笑顔をこれからも守っていきます!」 

「毎回、僕たちが笑顔を届けようと思ってツアーをスタートするんですけど、結局こうやってみんなに支えられて、みんなの笑顔に僕たちが元気をもらえて。みんなも、実は自信がなかったりとか、明日から学校とか会社がめんどくさいなとか思ってるかもしれないけど、みんなは僕ら5人のことをこうやってステージ上で輝かせてくれているということに自信を持って。僕たちを笑顔にしているのはみんなですから。次会うときは2倍3倍の笑顔を見せてください。僕たちも10倍100倍の元気を届けたいと思います」

「俺たちは、マジでみんながいないと俺たちSexyZoneになれないから。やっぱりいつだって俺たちのそばにいて欲しいです。何があっても俺たちのそばから離れないで欲しいです。俺も何があってもみんなのそばから離れないです。そして、俺たちと、みんなでSexy時代を創ります」

 

彼らの言葉に、特に健人の切な言葉に、一生ついていくと改めて誓った。「じゃあみんなも手ぇ繫ごっか」の風磨くんの言葉にえーってなったのはめちゃくちゃラバーズらしくて笑ったけど、結局仲良くおてて繋いで。それを「いいねいいね」って言いながら見る5人の顔がすごく嬉しそうでね。本当に本当に幸せな空間だった。

 

「Sexy時代創る準備はいいか!!俺たちが!!!SexyZone!!!!」

 

ファンの声も本当に大きくて、ずっと消えないで、拍手が起こって。直後、自然と組まれた円陣。クルクル回る5人の表情は見えなかったけれど、きっとすごく良い顔してたんだろうなあ。こんなに素敵なグループと出会えて、本当に幸せだなって涙が止まらなかった。

 

勝利の「正統派の色はどんな色に塗られても勝つと思う。守っていかなきゃいけないしそれが僕らだと思う」も、風磨くんの「塗り足して塗り足して他の何にも染まらない色を生み出したい。染まらないところまで行き着くのがrepaintingだと思っている」も、違うことを言っているようで、根っこは同じで。

正統派"はひとつではなく、どんどん増えていく。増えていくことによってどんな色に塗られても勝てる、守っていかなくてはならない、言わば"SexyZoneの核(=正統派)"となる部分が完成していく。経験を確実に自分たちの武器にして、"らしく"染めていくという宣言、かっこよすぎる。

 

何があってもついていく。一緒にSexy時代を創る。そんな決意表明をここに記して、感想ブログを終えたいと思います。稚拙な文章を長々とご覧いただき、ありがとうございました。

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長いジャニオタ生活の中で、買ってよかったなあと感動したものがいくつかあって。最近、またひとつ見つけたんです。それが!!!

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これ、結構有名だと思うんですけど持っている人って意外と少ないんじゃないかなあ。めっっっっっちゃくちゃ良かったので、回し者じゃねえかくらいの熱で書きますね。

 

Lightning - Digital AVアダプタ

Lightning - Digital AVアダプタは、iPhoneの画面をテレビに映すためのアダプタ。私はDVDをiPhoneに落として持ち歩くタイプのオタクなので「デュアル行くときこれひとつで済むなら便利やん」と、ずっと気になってはいたんです。でも結局いつか買おういつか買おうで、ずっと買わずにいて。そんな私のお財布の紐を緩ませたのは、SixTONESの局動画&YouTube。言葉はいらない、とりあえず観てほしい。

 


SixTONES【Summer Paradise 2018】リハーサル大公開!

 

………こんなの大画面で観るしかなくない?絶対絶対絶対テレビとデュアルで観たくない?他にも、北斗くんの沖縄旅行寝起きどっきり(Myojoのお仕事です)とか北斗くんのお誕生日企画奥多摩BBQドライブ旅です)とか北斗くんがほくほくしながらおでん食べる動画セブンイレブンさまさまのおでん企画)とかいっぱいいっぱい大画面で観たいじゃん!!!ってことで買いました(これはステマ

じゃ〜ん!Lightning - Digital AVアダプタ

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ただこれね、問題があって。アダプタだけじゃテレビに映せないんですよ。あわせてHDMIケーブルというのも必要になります。

 

HDMIケーブルの選び方

①基本中の基本!対応しているケーブル

HDMIケーブルはA、B、C、D、Eの5つの種類があるので注意!違う種類のものを買ったら観られません。 一般的に使われているのは、A、C、D!テレビは大抵Aだと思って間違いないはず!怖い人は事前に確認してから買いに行きましょう。

∟A:主にテレビやブルーレイプレイヤー、ディスプレイ、ゲーム機など

 C:ビデオカメラやノートパソコンなど

 D:携帯電話(スマートフォン)やデジタルカメラなど

 

②性能や品質

充電ケーブルにも優劣があるように、HDMIケーブルにも良いものと悪いものがあるみたい。ここ、ケチんない方が良いです絶対。というのも、出力される映像の解像度やら何やらが大きく変わるから。種類は以下の3つです。

【スタンダード】

通信速度4.95Gbpsに対応したHDMIケーブル。

スタンダードは、高解像度のデータ転送には適していない古いタイプ。安いけど、これはオススメできません。

 【ハイスピード】

通信速度10.2Gbps 以上のHDMIケーブル。

スタンダードと比べて、約2倍のデータ転送ができます。製品によって通信速度や最大解像度が異なるので、よくチェックした方が良さそう。

【プレミアムハイスピード】

通信速度18Gbps、4K 60P/4K HDRに対応したHDMIケーブル。

ハイスピードのケーブルでも性能や品質が違うので、4Kなどは正しく表示されないこともあるそう。しかし、このプレミアムハイスピードであれば心配なく楽しめるんだとか。

 

ちなみに……

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私が買ったのはコレヨドバシが出してるオリジナル商品っぽいです。4K/Ultra HD及び3DフルHD対応のプレミアムHDMIケーブルで、18Gbpsの高速伝送と高色域になった超高画質映像の伝送ができるそう。3重シールドだから高周波、低周波ノイズが軽減されます。

 

ヨドバシのサイトで買うのがめんどいよって人のために、使ってよかったものに近いんじゃないかなと思うケーブル貼っておきますね。

 

使い方

使い方は簡単!差し込んで差し込んで差し込むだけ!(?)

①Lightning端子部分をiPhoneに差し込む

HDMIケーブルをLightning - Digital AVアダプタに差し込む

HDMI端子のもう一方の部分をテレビのHDMI入力端子に差し込む

充電がないよ~ってときも充電しながら観られるから助かります。

 

何回も言うけど、本当にLightning - Digital AVアダプタはスゴイ!短めのHDMIケーブルを買っておけば(私は1m)コンパクトで持ち運びやすいし便利です。1万円でおつりが返ってくるのもお手軽で良い!何より大画面に映る自担の顔が最高!!!ますますジャニオタ生活が充実しそうでにやにやしています。みんな〜デュアル行こ〜!!!!